2/03/2014

アルコール摂取による筋肉と体脂肪への影響

・アルコールのカロリーは7.1kcal/gだが、20%が食事誘発性熱産生で失われる。

・ほどほどのアルコール摂取はインスリン感受性を高めたり、トリグリセリド濃度を下げたりする。長生きや健康への良い影響もある。

・インスリン感受性の影響なのか食事量が減るからなのか、メカニズムははっきりとはわからないが、アルコールを定期的に摂取しても太らない傾向。

・筋肉へのアルコールの影響。ほどほどの摂取なら気にする必要はなさそう。
- 毎日30-40gのアルコールを三週間摂取したらテストステロンレベルが男性では6.8%低下したという研究
- 体重1kgあたり1.5g(体重80kgだったら120g、ビール2.4リットル)のアルコールを摂取したら10-16時間の間テストステロンレベルが23%低下。
- トレーニング後に70-80gのアルコール摂取で、テストステロンに影響なし、コルチゾールにわずかな影響。
- かなりハードなトレーニングをしてから、かなりの量のアルコールを摂取すると、テストステロンレベルや筋肉の回復に悪影響が出る。

・アルコール摂取時は脂肪分解が抑制。アルコールから生成されるアセテートの酸化は、他の栄養素の酸化より優先される。後回しされ余った脂質は体脂肪になる。アルコール摂取時に体脂肪を増やしたくない場合は、脂質の多いものを同時に食べるのを避ける。長期的にはトータルのカロリーをコントロールすれば良い。

The truth about alcohol, fat loss and muscle growth
http://www.leangains.com/2010/07/truth-about-alcohol-fat-loss-and-muscle.html

A Musclehead's Guide to Alcohol
http://www.t-nation.com/free_online_article/sex_news_sports_funny/a_muscleheads_guide_to_alcohol_1

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