メタアナリシスで、頻度を上げると筋力も伸びやすくなるかを調べています。分析対象の研究の数は22で、そのうちトレーニング歴ありの被験者を対象とした研究は3つです。
Effect of Resistance Training Frequency on Gains in Muscular Strength: A Systematic Review and Meta-Analysis
https://www.researchgate.net/publication/323348254_Effect_of_Resistance_Training_Frequency_on_Gains_in_Muscular_Strength_A_Systematic_Review_and_Meta-Analysis
レジスタンストレーニングによる筋力向上の要素には大きく以下の3つがあって、
<筋肥大>
筋肉が太くなった。
<神経系の適応>
神経-筋肉が強い力を出すのが上手くなった。
<スキル向上>
フォームが良くなった。複数の筋肉を協調させて強い力を発揮するのが上手くなった。
アームカールやレッグエクステンションといった単関節種目だと、スキル向上の影響は小さくて、筋肥大と神経系の適応がメインになります。
スクワットやベンチプレスといった複合関節種目だと、スキル向上の影響が大きくなってきます。