2/03/2014

絶食時のカタボリックについて

肝臓のグリコーゲンが枯渇した場合、血糖値を保つために糖新生によりアミノ酸からグルコースが作られる。食べ物によるアミノ酸供給が無いと、筋肉などの分解により賄われることになる。100gのグルコース摂取して絶食した場合の研究では、16時間後には筋肉由来のアミノ酸の糖新生が血糖値維持の50%を賄い、28時間後にはほぼ100%を賄った。絶食前に大量の消化の遅いタンパク質を摂取しておけば、筋分解の問題は大丈夫だと思われる。

16時間の絶食中に1000kcal消費すると仮定、半分が脂質で賄われると仮定、500kcalを糖質とタンパク質で賄うことになる。肝臓グリコーゲンの最大容量は400kcal程度だから、絶食前の食事で充填しておく必要がある。実際は絶食前半は消化中の食物からもエネルギーが供給されるから、まあ16時間くらいなら大丈夫っぽい。ほぼタンパク質しか摂取しないシビアな減量をリーンゲインズのスタイルでやると、絶食後半に筋分解されそうな気がする。アミノ酸供給が続いていたとしても、量が足りない。タンパク質100gで400kcalだし、糖新生だとエネルギーロス大きそうだし。

http://www.leangains.com/2010/10/top-ten-fasting-myths-debunked.html


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